「第 48回静岡ホビーショー」に自衛隊が参加・協力する問題で、党市議団と日本共産党静岡地区委員会、日本共産党清庵地区委員会、静岡市平和委員会は13日に小嶋善吉静岡市長と主催者の静岡模型教材協同組合に再検討するよう、それぞれに申し入れました。申入れには、新日本婦人の会のメンバーも参加しました。
市の補助金を受けた同ショーの一般公開で、自衛隊は「祝賀」飛行や高機動車などの展示、自衛隊制服試着(子ども)、広報活動を計画しています。
申し入れで、山本明久市議団長、木野忠・平和委員会理事長は、「模型業界応援という趣旨には同意しているが自衛隊車両の展示や広報はホビーショーにそぐわない。市は援助金を出す以上、市民の大多数が支持協賛できる内容にすべきだ」「市民ぐるみで楽しむイベントに自衛隊が武器を持ち込むことに違和感を持つ市民は多い。『平和都市宣言』をしている市と、同協同組合の良識で善処を」と申し入れました。
これに対し、「市は展示内容に関与していない。みなさんの意見を受け止め、今後協議していきたい」(市当局)、「展示を戦闘機からデコレーショントラックに変更するなど改善した。今年は自衛隊の関与について見当が間に合わなかったが来年は改善したい」(同協同組合)と回答しました。