三保松原の松枯れ対策、平和行政の2件について質問

68◯17番(内田隆典君) 通告しております三保松原の松枯れ対策、平和行政の2件について質問させていただきます。

最初に、松原の松枯れ対策でありますけれども、皆さん御案内のように、三保の松原は地域のビューポイントというだけでなくて、日本の三大松原の1つとして全国にも名高い松原であります。しかし、この松原がここ数年来、大変な松枯れの被害に遭っているという状況が、今月の1日号の広報にも掲載をされておりました。平成19年には1,755本、20年度には1,182本の松枯れが発見され、対応をしたということであります。

松枯れの被害は明治時代からの記録が残っているわけでありますが、国内においても正確な記録として残っているのは明治38年、1905年、九州の長崎周辺での被害が最初と言われております。また、同じころ福岡県でも松枯れが記録され、次に大正14年、長崎県の佐世保市で発生し、昭和10年、1935年ごろから被害が拡大したと言われております。

松枯れは、長い間単純に松枯れ、この松くい虫ということで済ませられておりましたけれども、しかし、1970年に農林水産省の林業試験場を中心とした研究チームが、松枯れの主な原因はマツノザイセンチュウではないかということを突きとめました。マツノマダラカミキリがマツノザイセンチュウを運んで、そして弱った松の木に松枯れを引き起こすという、こういう原因と言われております。

こうした長年、関係者が研究される中で、地元三保や折戸の自治会、NPOの団体、個人の皆さんが、多くの人たちの知恵と力を合わせ、現在、松枯れの対策を行っているところでありますけれども、一日も早い対策をということが求められておりますが、そこで何点かについて質問をさせていただきたいと思います。

1点目は、松枯れの現状とその対策、予算措置についてであります。

先ほども言いましたが、毎年1,000本を超える松が枯れている、これまでは対策として薬剤の地上散布や松くい虫、シロアリの防除、予防剤の注入等々さまざまな対策がとられてきました。しかし、まだまだ多くの松枯れが見られるものであることも事実であります。当局として、松枯れの現状認識をどうしているのか、あわせて対策についても伺いたいと思います。

それから、予算措置についてでありますが、松枯れは一般的には先ほども述べましたけれども、マツノザイセンチュウにより松枯れを起こす、またシロアリによるもの、日照不足や環境の変化、悪化による複合汚染など、いろいろな要因が考えられるようであります。対策を講じようとしますと当然予算がかかりますし、松枯れは短期間に一気に進むということも言われております。ここ数年の松枯れ対策にどれほどの予算が使われているのか、また、早期の松枯れ対策の予算として十分な予算措置になっているのか伺いたいと思います。

2点目は、地元自治会やNPO団体、会社や学校関係者等さまざまな団体、個人の皆さんが松原の清掃活動、松枯れ防止のための予防剤、活性剤の注入等の活動を行っております。最近、こうした団体、個人の皆さんがどのような事業を進めているのか伺っておきたいと思います。

3点目は、松林の環境整備についてであります。三保の松原は、松木の総数でも約5万4,000本と言われております。そのうち静岡市が管理するもの、そして静岡県のもの、また半数は私、いわゆる私有林だとも言われております。そうした中で、現状の中で松林の環境整備がどのように行われているのか伺いたいと思います。

4点目は、羽衣の松についてであります。

樹齢670年にもなってきております羽衣の松が、皆さんも見られた方はわかると思いますけれども、青い葉が残っているのは、ほんの数枝というような状況であります。関係者の皆さんがさまざまな手だてを行っておりますけれども、600年を超える年月の羽衣の松、樹勢が衰えているというのも事実であります。この羽衣の松に対する現状をどう見られておるのか、それから対応について伺っておきたいと思います。

次に、平和行政について伺いたいと思います。

平和問題では、ことしは海外でも、国内においても大きな変化が起こりました、アメリカでは、バラク・オバマ大統領が新しく生まれ、ことしの4月のチェコの首都プラハでは、オバマ大統領がアメリカの大統領として初めて核兵器のない世界を追求することをアメリカの国家目標とすること、広島、長崎への原爆投下が人類的道義にかかわる問題であることを表明し、その立場から核廃棄、廃絶に向けて行動する責任も表明したところであります。また、国内においては沖縄県の普天間基地移設問題が今問題になっておりますし、核密約問題も大きな問題として上がっております。

こうした中で、静岡市が平和行政にどう取り組むのか期待をしているところでありますが、そこで、何点かについて伺います。

1点目は、学校現場における子供たちへの平和教育がどのように進められているかという問題であります。

2点目は、平和市長会議についてであります。小嶋市長も県内12番目に平和市長会議に加盟したと聞いております。国内で反戦平和の核廃絶の世論が高まっている時期でありますし、大いに歓迎するとともに、期待をしているところであります。

まずは、市長の意気込みについて伺っておきたいと思います。

3点目は、清水みなと祭りや静岡ホビーショーによる自衛隊の展示活動が行われているが、市としてどのように考えているかという問題。

4点目は、平和資料館の建設について伺いたいと思いますが、資料館にかかわる経過を見てみますと、昭和46年に静岡平和資料館をつくる会が発足しております。市としては、この会へ中央体育館の一角を展示場として提供してきましたし、最近では資料数の増加等もあり、平成20年から伝馬町のビルに移転し、家賃の補助を行っているところでありますが、しかしながら、資料館の建設ということでは、なかなか見えてこないところがあります。市として、この平和資料館の建設の点で、現在どのような考えを持たれているのか伺いたいと思います。

 

 

◯経済局長(熱川 裕君) 三保の松原の松枯れの現状とその対策等についての御質問にお答えをさせていただきます。

三保の松原の松林につきましては、平成18年度から急激に枯れ始め、平成19年度には1,755本の松枯れを確認し、伐倒いたしましたが、平成20年度は1,182本とおよそ前年比3分の2に減少いたしました。また、今年度は9月末現在で199本であり、昨年同期の578本と比べ3分の1に減少しております。

松枯れの原因は、マツノザイセンチュウということが判明しているため、市では松枯れ対策といたしまして、被害木の早期伐倒、薬剤地上散布、松枯れ予防剤の樹幹注入等を実施し、三保の松原の景観維持に努めており、事業費は決算ベースで平成19年度は5,200万円、20年度は6,000万円を執行し、本年度は5,500万円の予算措置をしております。

松林の環境整備についての御質問でございます。市では、三保市有林内において、育成の見込みのない松の除伐や下草刈りを行うなど林内環境の改善に努めております。これにより林内の光環境が改善され、松の健全な育成を促し、保安林としての潮害防止機能を高めるとともに、名勝三保の松原としての松林の景観の向上も図られているものと認識しております。

続きまして、羽衣の松についての御質問でございます。

現在の羽衣の松は樹齢650年と言われておりますが、近年特に老齢による衰えが急速に進んでいるところでございます。平成4年から保全対策として調査を開始し、翌平成5年からは樹木医に羽衣の松の保護保全業務を委託しており、今後も引き続き養生管理を行っていくとともに次世代松への引き継ぎにつきましても検討していきたいと考えております。

続きまして、みなと祭りや静岡ホビーショー開催時に自衛隊の展示活動が行われているがとの御質問でございます。清水みなと祭りは、港のにぎわいを創出し、静岡ホビーショーは地場産業の振興という、それぞれ地域活性化には欠くことのできないイベントであると理解しております。みなと祭りや静岡ホビーショーの実行委員会と自衛隊とのかかわりは、それぞれの組織が長年にわたる協力体制の中で培われてきたものと認識しております。

以上でございます。

 

 

◯生活文化局長(杉山勝敏君) NPOや自治会などが行っている松枯れ対策についてお答えします。

三保松原の保全については官民で協議会を設置し、松の保全に協働して取り組んでいます。活性剤の投入については、市の事業として樹勢を回復するため松の周囲に木炭を埋設し、良好な結果をおさめています。また、地元NPOも活性剤の注入を行っています。

植樹については、従来から地元自治会において松の苗を育成し、計画的な植樹を行っています。また、民間企業やボランティアなどが植樹祭などを実施し、松林の保全に協力していただいております。清掃活動については、地元自治会が中心となり、松林の一斉清掃を実施するほか、ボランティア団体による自主的な清掃も行われるなど、松原の保全に向けて活動が行われています。

以上でございます。

 

 

◯教育次長(古屋光晴君) 平和行政の2点についてお答えいたします。

1点目は、学校において平和教育がどのように進められているかとの御質問にお答えいたします。

国際協調と相互理解の上に成り立つ平和のとうとさを学ぶことは、子供たちの人格の形成上非常に大切なことであると考えております。学校では、道徳教育を通して子供たちにかけがえのない命を尊重する心を育てております。授業では、戦時中の生活について地域のお年寄りの体験談を聞いたり、静岡市の歴史等を編集した社会科副読本を活用した歴史学習に取り組んだりしながら、平和のとうとさを学んでおります。また、修学旅行では広島平和記念資料館を見学する学校もあります。

これからも学校では、子供たちの平和を尊重する態度を育成してまいります。

2点目は平和資料館の建設についてお答えいたします。

本市では、小中学校の歴史学習の機会の一つとして静岡平和資料センターを活用しております。今後もこれまでどおり、同センターを有効に活用していきたいと考えております。

以上でございます。

 

 

◯総務局長(村松 眞君) 平和市長会議の参加につきましてお答えをいたします。

本市は本年11月に平和市長会に加盟いたしましたが、この会議の趣旨は世界の都市が国境を越えて連帯し、ともに核兵器廃絶を目指すことでございます。現在、平和市長会議では、2020年までに核兵器の廃絶を目指す行動計画、核兵器廃絶のための緊急行動と題しまして2020ビジョンを掲げ、国内外で核兵器廃絶に向けた世論の喚起に努めております。

これは平成17年度に決議いたしました静岡市の平和都市宣言に盛り込まれました恒久平和の理念のもと、核兵器など大量破壊兵器の廃絶の趣旨とも一致するものでございまして、今後、広島、長崎両市のほか世界各国の加盟都市と連携を図り、世界平和の実現に貢献してまいりたいと考えております。

以上でございます。

〔17番内田隆典君登壇〕

 

 

◯17番(内田隆典君) それぞれ答弁いただきましたけれども、三保の松枯れに対しましては、18年、19年、21年とどんどんそれなりの対策で松枯れも少なくなってきているということでありました。しかし、全体では5万4,000本あるという中で対策はされておりますけど、まだこれが大きな結果として出てきていると言えるところまでいっていないということであります。今、説明がありましたように地上散布や間伐、予防剤の投入、活力剤の注入、下草刈りと、いろいろな団体、個人、それから行政がやっておりますが、そういう中でもう少し効果的なことを考えないのか、今の事業の効果について、まず1点伺いたいと思います。

2点目は、松枯れ対策というのはいろいろな方面からの対応が求められていると思いますし、研究を引き続きやっていく必要があると思います。そういう点で、松枯れの原因の分析を今後も行いながら、きめ細かな正確な対応をやる必要があると思いますけども、そういう点で、単純にこれまでは松枯れは松くい虫だと言われておりましたが、その後は今も答弁がありましたようにマツノザイセンチュウによる被害と、日照問題やシロアリ、環境汚染の複合とか、いろいろ原因が挙げられるということであります。いろいろなところで分析をやられておりますから、そういう研究を市も取り入れながら、今後も分析を早期にしながら対策を講じる必要があると思いますけれども、改めてその点について伺いたいと思います。

それから3点目は、県との調整についてであります。当然市有林、県有林、それから私の私有林と、いろいろなところで対応がされていると思いますけども、県は枯れた松の伐採等々、連絡調整をして早期の松枯れ対策を行っているということでありますけれども、それだけにとどまらず、いろいろな調整を続けながら三保松原の松枯れ対策をする必要があると思いますけれども、その点、県との調整について伺っておきたいと思います。

4点目は、次世代松について伺いたいと思います。現在の羽衣の松が650年ぐらいじゃないかと、随分衰弱をしてきているということで、次世代の松をということでありますけど、次世代の松も羽衣の松の前に今植えられております。私も何度か見にいったことがありますけども、少しそういう点では周りの松枯れ等の影響もあるのか、松枯れが少し見られるような状況があると思います。そういう点で、この次世代の松に対する今の管理状況や今の状況をどのように認識しているのか伺っておきたいと思います。

次に、平和行政についてであります。

私は、平和資料館、センターの問題で活用をそのまましていきたいということでありますけれども、ぜひ活用しながら、今後建設に向けたことも検討に入れていただきたいなと思っております。

それから、今言った資料館の問題でありますけれども、予算はこの補助金だけだと、大体今の予算配分はそうなっておりますけれども、私は隣の富士市がどのような平和教育をやっているのか、予算措置をやっているのかちょっと見てみましたら、富士市では平和行政についてどうかといいますと、昭和60年に核兵器の廃絶平和都市宣言というのを富士市は上げました。そして、この宣言をした11月に映画会や講演会を行っているようであります。また、平和のための富士戦争展ということで、平和のためのバスツアー、これは親子で核兵器廃絶市民の会を中心に、8月に広島へ2泊3日で出かけられて、平和記念公園や資料館等の体験学習を行う、ほかにもいろいろな体験学習をやっているようでありますが、こうした団体にそれほど多額とは言いませんけれども補助を出しているということがあります。

静岡市も何らかの形でこういう団体に補助をしていったらと思いますし、静岡市でも平和団体が活動しているわけで、そういう点での考え方について伺いたいと思います。

それからもう1点は、清水港への米艦船の入港時における対応について、現在、どのようにしているかということであります。また、今後、非核神戸方式ということが言われておりますけれども、この点の考え方について伺いたいと思います。

現在、国においてはアメリカとの核密約問題が大きな問題になっております。これまでの流れからいきますと、核密約はあったんだろうということが感じられますけども、清水港におけるこの間の米艦船の入港は1998年にカッシングという船が、2000年にはカーチス・ウイルバー、この間2006年のミサイル駆逐艦シャウプまで入港しております。入港目的は隊員の休養、水の補給等々でありますけれども、いろいろな事前協議がないということで、これが素通りをしているという感じがありますけども、私は大変疑問に思っております。これを神戸方式と言われる考え方、これを静岡市として県のほうに申し入れをしたらどうかと思いますけど、その考え方について伺います。

 

 

◯経済局長(熱川 裕君) 松枯れ対策の事業効果と松枯れの原因等の御質問にお答えをさせていただきます。

松枯れの被害は減少傾向にあることから、現在の対策は効果があるものと考えております。また、松枯れの原因につきましては、マツノザイセンチュウであることが判明しているため、より効果的な防除を図るため静岡県農林技術研究所森林林業センターや静岡大学等の専門家からも助言をいただき、これに基づき対策を実施しているところでございます。

今後も現在の対策を徹底し、継続、実施していくことで、マツノザイセンチュウによる松枯れ被害の根絶を早期に図れるよう努めてまいります。

次に、次世代松の管理状況でございますが、次世代松は、地元関係者、有識者、行政などから組織されました羽衣の松保全対策委員会で選定し、現在、松周辺に保護さくを設置しております。また、現在の羽衣の松と同様に次世代松についても保護保全をしております。次世代松につきましては、現在のところ松枯れについては確認されていないものと認識をしております。

続きまして、清水港への米艦入港時における対応でございますが、米国軍艦の入港に際しましては、在日米軍司令部から入港通知を受けた清水港長である清水海上保安部長が港湾管理者の静岡県知事に通知することとなっております。これを受けまして、港湾管理者は外務省に出向き、核の持ち込みがないことの確認等や港湾所在地である本市に意見照会を行うこととなっております。

本市の役割は、入港目的を確認し、入港時における乗組員の綱紀粛正及び警備体制について条件を付し、港湾管理者に回答するものでございます。

以上でございます。

 

 

◯生活文化局長(杉山勝敏君) 松原保全事業に関する県との連携についてお答えします。

松原の保全に関する事業を効率的に実施するため、県、市において行政連絡会を設置し、情報交換を行っています。また、県、市、地元自治会、有識者などを構成員とする名勝三保松原保全育成連絡協議会を組織し、松原の保全育成に取り組んでいます。今後とも、これらの組織を通じて県と連携を図り、効果的な松枯れ対策ができるよう取り組んでまいります。

以上でございます。

 

 

◯総務局長(村松 眞君) 初めに、平和運動に取り組む団体に対する補助金交付などの平和行政全般の予算化についてお答えをいたします。

本市では、本年8月に広島市及び財団法人であります広島平和文化センターと共催で「ヒロシマ原爆展in静岡」というものを約170万程度の予算で開催いたしましたが、開催に当たりましては、平和運動に取り組んでおられます多数の市民グループの方々と協働することで5,000人を超える方々に御来場いただきました。そして、平和の大切さにつきまして、改めて考えていただく機会とすることができました。

本市では、今後ともこのように財政的な支援に限らず、教育や福祉、スポーツ、文化、国際交流事業などさまざまな機会を通じまして、市民の皆さんと連携をとりながら、平和理念を織り込んだ施策を進めてまいりたいと考えているところでございます。

続きまして、神戸市の非核神戸方式と同様の措置をとるように県に要望できないかという御質問でございます。静岡市平和都市宣言にあります世界平和の実現への取り組みは、個人的な活動から自治体などの組織的なものまでさまざまでございます。本市の基本的な考え方は、それぞれの人たちや団体、関係者が進める平和への活動の趣旨と主体性を尊重しながら、静岡市平和都市宣言に掲げられた恒久平和という大きな理念のもとで平和への取り組みを進めていきたいと考えております。

そうしたことから、他の自治体が行う平和への取り組み姿勢について、本市が積極的に要望等を行う考えはございません。

以上でございます。

〔17番内田隆典君登壇〕

 

 

◯17番(内田隆典君) 最初に、平和行政についてでありますけれども、いろいろ総務局長が話ししましたけども、ほかの自治体はどうとかこうとかと、いいことは真似すればいいかなと思うんですね。神戸方式、75年に決議して、それまで400隻ぐらい入っていたのが、それ以来1隻も入港しないということなんですよ。核密約の問題も含めて、今大変な状況でありますから、私はこだわらずに、いいことはやる……

 

 

◯議長(近藤光男君) 発言はあと1分で終了してください。

 

 

◯17番(内田隆典君)(続) ことがいいのかなと思いますから、検討しておいてください。

それから、松林の松枯れ問題ですけど、どんどん減ってきているということですね。いいことだと思います。最大の原因かどうかわかりませんけど、マツノザイセンチュウと、マツノマダラカミキリ、これをどう根絶するかということが課題だと思うんですね。そういう点では、マツノマダラカミキリがマツノザイセンチュウを運んでくると。このカミキリは年間で約3キロぐらいですね、移動の能力が。だから3キロ以内の松林でどういう形でマツノザイセンチュウを駆除するかということも課題ですし、下草刈りとかさまざまなことを総合的にやっていかなければいけないと思います。そういう点では時間との勝負もあると思いますから、予算ということもありますけども、その辺、いろいろな専門家の意見も聞きながら、関係する人たちと協力しながら対策を講じていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。