浜岡原発の即時運転中止を求める全国交流集会

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10-09-26浜岡原発の即時運転中止を求める全国交流集会が9月26日、静岡県掛川市内で開催され200人が参加、議員団から山本明久議員も参加しました。

集会では、新潟大学の立石雅昭教授(地質学)が、御前崎半島の河岸段丘の調査結果を報告。浜岡原発がある南岸でこれまで大きな隆起を繰り返してきた要因として分岐断層の存在を指摘しました。そのうえで、昨年8月に起きた普通の規模である駿河湾地震で、浜岡原発5号機だけ大きな振動を記録したことが原発の耐震安全性について未解明であり、すべての調査データの公表と広範な科学技術的議論、そして浜岡原発の即時停止の必要性を訴えました。

仮に、1~5号機が稼働中に、大地震で炉心溶融による放射能放出事故(6000マイクロシーベルト)が起きれば、南西の風で70キロ圏の静岡市民が全数死亡する恐れがあるとの指摘もあり(東京では、著しい急性障害 1000マイクロシーベルト)、背筋が凍る思いをしました。