党市議団は、2月24日、JA静岡市の榎本組合長と懇談しました。葵区・池野元章、駿河区・鈴木ちか両県政対策委員長が同席しました。組合長は、「菅首相がTPP(環太平洋連携協定)参加を突然言い出したが理解しがたい。日本はすでに農産物輸入のほとんどを自由化している。世界的気象変動による生産減退があり、食料の確保は各国とも重要な課題として位置付けているときにTPP参加は世界の動きにも逆行だ。日本でいくら大規模化を叫んでも米豪と太刀打ちできるものではない。耕作地の集約的活用、中山間地をうまく利用してきた日本農業の特色を活かした営農を追求すべきだ」と語りました。この内容はわが党の立場とも一致します。
席上、組合長は、JAとして今後全国で「TPP参加反対の一千万署名」をすすめたいとの表明があり、市議団も協力を約束しました。