静岡市議会6月定例会は、7月4日の最終本会議にて約3億4千万円の補正予算案などを可決し閉会しました。
日本共産党静岡市議団は、私立保育園保育士の給料の公私間の格差の是正に1億3千万円、茶の凍霜害対策費に7千4百万円などを内容とした補正予算に賛成しました。
また、市税条例の一部改正案や静岡市健康福祉審議会条例の一部改正案なども可決されました。この健康福祉審議会条例の改正は、国が設置を求めている地方版「子ども・子育て会議」を設置するものです。名称は「児童福祉専門分科会」です。この会に向けて働きかけが重要となります。
党市議団は最終本会議に「消費税の中止を求める意見書」を提案し、寺尾昭議員が提案の趣旨を説明しました。「消費税増税は国民生活と日本経済に打撃となり社会保障を削減するだけでなく財政再建にも展望がない」ことを指摘しましたが、自民、公明、新政会(民主含む)、維新の会、静翔会(みんな含む)などの反対により否決されました。(写真は提案説明を行なう寺尾昭議員)
また自民党などから、一般医薬品のネット販売を認める内容となつている「一般医薬品の販売に関する意見書」が提案されました。西谷ひろ子議員は、反対討論で「安全よりも営利を優先している」との関係者の声を紹介しましたが、自民、公明、新政会(民主含む)、維新の会、静翔会(みんな含む)などの賛成によれ可決されました。
2013年6月議会に提出された補正予算案の概要、議員団の質問、討論、提出した意見書、ニュースなどは以下のとおりです。
■ 提出された補正予算案の内容
■ 質問・質疑・討論
◇寺尾昭議員 「消費税増税の中止を求める意見書」の提案理由説明
◇西谷博子議員 一般用医薬品の販売に関する意見書に対して、反対の討論
◇寺尾昭議員 スマートインター建設計画、日本平動物園について
■ 提出した意見書