「静岡市立病院を充実させる市民の会」は9月16日、「自治体病院の公的役割を守るため静岡市立病院は直営のままで充実させることを求める請願」を議会に提出しました。(写真は、請願書と署名を提出する「会」の青池事務局長と志田事務局員、西谷市議、寺尾市議、鈴木市議、内田市議)
青池事務局長と志田事務局員が請願書を提出しました。署名数は約4000筆でした。請願を提出した青池事務局長は「静岡病院、清水病院が独立行政法人が運営する病院となる事が決められようとしている事は、多くの市民が知らない。また、病院職員の中でも納得していない人も多く中には退職するか迷っている人もいます。このまま独法化を進めることは許されないと思う」と語りました。
「会」では、独立行政法人化の問題点、疑問点として、①「経営」重視になり不採算医療は守られるか?、②市民がだれでも安心して医療がうけられるのでしょうか?③独法化で自治体病院としての公共性の継続がされるのか?を市民に訴えています。そして、静岡病院は、これまでも公立病院としての役割を果たしてきました。これからも「住民のいのちと健康を守る」責任を果たし続けることができるのは直営運営している病院だからこそであり、この事を訴えいきます。
「会」は、効率優先ではなく公立病院のままでの運営を最後まで訴えます。署名の締め切り日である9月25日まで全力をあげます。