リニア新幹線建設「現状では着工すべきではない」 党国会議員団、市副長と懇談

カテゴリー:

リニア写真日本共産党の佐々木憲昭衆議院議員、辰巳孝太郎参議院議員が9月26日静岡市役所を訪れ、山本克也副市長、小林正和環境局長とリニア新幹線建設問題で懇談しました。日本共産党市議団(5人)、森大介葵区県政対策委員長も同席しました。(写真は、懇談であいさつする佐々木憲昭衆議院議員)
リニア新幹線について10月に入り、工事計画を国は認可しました。これまで市は意見書において、河川、生態系、残土置き場など南アルプスエコパーク全体の機能が喪失する危険性を指摘し、周辺環境や住民生活に及ぼす影響に対して、万全の保全と対策を求めていました。佐々木議員、辰巳議員らは、建設計画の撤回を求めている党の立場を説明。「一致点で力をあわせましょう」と呼びかけました。
これに対して、山本副市長は「現状では市の懸念が払しょくされておらず着工すべきではない、とJRに申し入れている」との姿勢を示しました。