ボランティアまかせでよいか・・・放課後子ども教室 責任に見合った待遇が必要・・・放課後児童クラブ-東豊田小を訪問・視察-

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放課後0715

 親が働いている時間、放課後の子どもたちが安全で伸び伸び過ごせるよう学童保育所(放課後児童クラブ)が大きな役割を果たしてきました。今年度からの全児童を対象にした放課後子ども教室は、子ども・子育て支援事業の柱になっており、市内7のモデル校でスタートしました。

議員団はこのほどその一つである東豊田小学校を訪問・視察しました。まず放課後子ども教室の様子です。体育館に授業を終えた子どもたちが息せき切って次々とやってきます。すでにドッヂビーというゲームが始まっていましたが、まず入口で受付カードに記入、ゲームに入っていきました。また図書室や遊戯室も使われており、子どもたちは思い思いに過ごしていました。それぞれの指導は地元のボランテイアです。元気に秩序よく楽しんでいる子どもたちの様子に私たちも勇気づけられました。

 この制度の充実・定着は、ボランテイアだけでできるのか、また学校との連携をさらに図っていく必要性はないかなど感じました。

 次に学校の一画にある学童保育所に行きました。宿題をやっている子、おやつを食べている子、読書をしている子などさまざまでした。放課後子ども教室の方に行っている子も半分ほどいるとのことでした。ここでは非常勤である支援員が、子どもたちとの信頼関係のもと

しっかり指導にあたっている雰囲気が感じられました。

 管轄が教育委員会とこども未来局に分かれていることで問題はないのか、支援員の待遇改善など本格実施に向け課題解決を急がなくてはなりません。