2017年3月8日 静岡市長にたいし
「桜ヶ丘病院の清水庁舎移転決定について抗議と撤回の申し入れ」を行いました。
申し入れ内容は下記内容です。
桜ヶ丘病院の清水庁舎移転決定について抗議と撤回の申し入れ
日本共産党静岡市議会議員団
静岡市長と独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)は昨日、3月7日桜ヶ丘病院の移転先を市清水庁舎へ移転すると正式に発表した。正式決定の理由としてJCHOは静岡市が2月8日から実施した8回のタウンミーティングで住民に対する説明責任を果たしたとしている。
しかし、タウンミーティングのまとめは議会答弁にもあるように8回終わった段階で報告するとしていた。
田辺市長が市民、議会にも報告しないまま一方的に移転先を決定したことは改めて市民と議会軽視と言わざるを得ない。
タウンミーティングでの意見、市民の声は地域での若干の差はあるものの安全な場所から津波浸水域の清水庁舎になぜ移転するのかといった素朴な意見である。市議会の議論の中でも、安心安全からの意見、救護病院としての機能は果たせないといった意見、地元への丁寧な説明と理解を得ることなど、関係市民は清水庁舎への移転について現在でも納得していない。我が党が取り組んだ、桜ヶ丘病院の移転先については、桜が丘公園にすべきとする要望署名は、短期間にも関わらず2,000筆以上の署名が届けられている。この数は清水区民が桜ヶ丘病院の移転先についての関心と市長が強引に決めようとしている清水庁舎への移転について危機感を持っている表れである。日本共産党市議団は昨日の清水庁舎への移転決定に強く抗議するとともに、撤回することを求める。