9月議会総括質問は9月30日(月)、10月1日(火)、10月2日(水)の三日間で行われます。
以下議員の質問内容です。
杉本 まもる議員 9月30日(月) 午後2時50分頃 予定
●(仮称)海洋・地球総合ミュージアムの整備について
静岡市は海洋文化施設として、水族館と博物館が融合した「(仮称)海洋・地球総合ミュージアム」の建設と15年間の維持管理・運営費に170億円という巨額な予算を計上しました。
さて、この施設が真に清水の活性化につながるのか、巨額の費用が必要となり、市の財政は大丈夫なのか、市民生活に必要な予算が確保できるのか、そもそも市民の理解が十分に得られて進められてきたのか、様々な意見や懸念があるもと、この議会の中で明らかにします。
●リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事について
静岡市は、リニア中央新幹線のトンネル工事での大井川水量減少問題をはじめとした環境保全対策が十分に示されないままに、JR東海と単独で協定書を結びました。工事への協力ともいえる行為に批判の声が上がっています。
県や関係市町と協力して環境保全対策をJR東海に対して求めるように迫ります。
寺尾 昭議員 10月 2日(水) 午前10時開始 予定
●国保料の負担軽減に向けて
国保の運営主体が県に移管され、国は新たに3400億円を国保財政に組み入れました。一方で保険料収納率向上に市町村を駆り立てています。静岡市には61億円の国保基金が温存され、国保料引き下げはその気になればできます。 さらなる公費の投入を求め、当局の施策を質します。
●虐待から子どもの命を守るために
虐待により子どもの命が危機に瀕しています。児童相談所を中心に、関係機関の連携した取り組みを強化していくことが、虐待対応の重要なポイントと言われています。悲惨な事故を起こさないために市の対応を質します。
内田 隆典議員 10月2日(水)午後1時15分頃 予定
●清水庁舎の移転計画について
田辺市長は9月議会に、清水庁舎建設関連予算約95億円と現庁舎位置から新しい建設予定地の清水駅東口に移転する条例案を同時に提案しています。
市民の意見を全く聞くことなく、攻めの防災の名のもとに津波浸水想定区域に強引に庁舎を移転させようとしています。
今回の質問では、
①6月議会以降どのように市民に説明してきたのか。
②現段階で市民の理解が得られていると考えているのか。
③市民説明と市民意向の把握の実施。
④津波浸水想定区域へ庁舎移転する市の責任について 等質問します。
庁舎問題は、静岡市自治基本条例①大事な問題は市の幹部だけで決めない②市民の意見をよく聞く③聞くだけでなく施策に反映すること、この観点で市長の政治姿勢を質します。
ぜひ、傍聴においで下さい。