6月市議会 大型ハコモノ建設は根本から見直し、新型コロナ大災害にふさわしい支援を

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6月定例市議会が7月16日(火)から7月13日(月)の日程で開催されています。
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 6月補正予算は、国・県からの支出金21億3百万円余を含め23億3千8百万円余の増額、
その内新型コロナ緊急対策第4弾として18億3千2百万円余を計上しました。また、新型
コロナの影響で今年度中止となった事業などの見直しを行い、これまでに明らかになった
31事業合わせて、3億7千6百万円を減額しています。

 新型コロナ対策では、地域経済の活性化として国の「Go Toキャンペーン」に合わせて、
観光客が利用できる飲食・土産物のクーポン券などに1億円、商店街などが新しい生活様式
を取り入れたイベントなどに1億1千万円、医療機関の重傷者受入整備や福祉施設の設備導
入などで5420万円、小中学校の児童生徒のタブレット整備などに14億1940万円や補充学
習に1580万円余 、文化やスポーツ活動での会場使用料補助に1500万円などがもりこまれ
ています。

 市は、これまでの新型コロナ対策で財政調整基金をほぼ使い切り、さらなる対策予算を
つくるため、清水庁舎移転建設、歴史文化施設、海洋文化施設の総額400億円の事業を凍結
しました。これを機に、コロナ後の新しい社会、まちづくりを真剣に考えるときです。