9月定例議会が9月11日(金)から10月9日(金)の日程で開催されています。
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9月補正予算(案)は、総額で87億9千万円余の増額、うち一般会計74億1千万円余、特別会計は12億7千万円余、企業会計は1億円余です。その中で、新型コロナ感染症対策の第6弾として50億5千7百万円余を計上、また、全事業の見直しを行い一般財源として70事業、6億2千9百万円余を減額しています。
新型コロナ対策は、
①感染拡大防止対策で、検査体制の拡充と相談体制の継続に1億2千8百万円余、
②医療・福祉への支援で、医療従事者等への慰労金、就労継続支援事業所や救護施設等への支援に1億4千5百万余、③児童生徒への支援で、小中高等学校や放課後児童クラブの感染防止対策経費に2億5千2百万円余、
④中小企業等への支援で、3年間の利子補給額確保やBCPに基づく設備投資やIT設備導入に25億9千万円余、
⑤地域経済の活性化で、地元消費拡大としてモバイル決済サービスのポイント還元やGoTo静岡キャンペーンで市内宿泊客へのクーポン券配布に7億5千6百万円余、
⑥新しい生活様式に対応した環境整備で、中山間地域の光回線整備や区役所窓口の電子申請サービスの導入に11億8千4百万円余などとなっています。
市が進めてきた3大大型事業の内、新清水庁舎整備事業94億円余と海洋文化施設整備事業166億円余の債務負担行為(将来にわたって支出を約束するもの)が廃止提案され、事実上白紙となります。
また、9月議会は2019年度の決算も審議します。市民の税金が市民生活にどう生かされたか、しっかり検証する議会ともなります。