●中小企業に年越し支援を
新型コロナ危機のもと、中小業者の経営は困難を極めています。菅政権のブレーンであるデー
ビッド・アトキンソン氏の「小規模事業者や中小企業に『宝』と言えるような価値はない」など
の意見について、市の考えを質すと、市は「中小企業・小規模企業は重要な存在」答弁し、アト
キンソン氏の考えを明確に否定しました。
GoToトラベル、GoToイートは、小規模事業者は参加しづらい実態を告発し、相模原市の商品
券を使わない飲食業者支援を紹介。さらに、市内の新型コロナ感染急拡大のもと、エール応援金
による年越しの直接支援を求めると、市は「消費喚起を進める」と実態を見ない姿勢を示したこ
とから、怒りを込めて実施を強く求めました。
●高齢難聴者の補聴器購入補助は市民の声
加齢性難聴によって人とうまく話ができないと社会から孤立してしまいます。国連や国の新
オレンジプランでも「難聴が認知症になる最大の危険因子である」と指摘しています。
しかし、補聴器は高額なため手を出せない人が大勢います。静岡市議会も補聴器購入補助に
ついて国に意見書をあげている中、その実施を求めました。市は「購入補助は、大都市会議よ
り国に要望書を提出しており、国の動向等を注視していく」と市民に冷たい姿勢です。改めて、
積極的な検討を求めました。