●清水庁舎について
清水庁舎の移転計画が、新型コロナの影響で一時停止になっているなかで、
①現庁舎設備の老朽化対策について
②緊急防災・減災事業債(事業に合致すれば後に国から70%の交付税うけられる制度)の
活用も検討すべきではないかと質問しました。
市の答弁で担当局長は、「清水庁舎は、築37年が経過し老朽化が進んでいる。今後の新清水
庁舎建設事業の動向を踏まえ改修内容を検討していきたい。緊急防災・減災事業債については、
事業再開時、利用可能な補助金や地方債について検討していきたい。」との答弁でした。
●桜ヶ丘病院について
⓵ JCHOに対し、H28年情報提供した移転候補地は、「現清水庁舎跡地」と「桜が丘公園」で
した。現庁舎跡地が事実上移転不可能であれば、桜が丘公園を改めて提案すべきではないか。
②新たな移転候補地は、津波浸水想定区域で問題ではないかと質問しました。
担当局長は、「清水都心のまちづくり、交通結節点での配置、早期の移転新築可能等、総合的に
判断した。」と答弁しました。
また、津波浸水予想定区域への建設については、「他都市の事例実績を踏まえ検討、発災後の業務
継続可能と判断した。」と答えました。市長は、桜ヶ丘病院をここまで遅れさせた政治責任の指摘
に対し、一切答弁しませんでした。
●地域医療構想について
厚生労働省が進めている地域医療構想で共立蒲原総合病院が統廃合の対象になっています。蒲原
病院は、地域にとって欠かすことのできない病院であり、静岡市の認識について質問しました。
担当局長は、「同病院は救急医療としても、24時間365日救急患者の受入れを行なうなど、地域
の基幹病院として欠かすことのできない病院。これからも富士市、富士宮市と連携し、医療提供で
きるよう取り組んでいきたい。」との答弁しました。