市議団は4月16日、田辺市長に対しコロナ対策にかかる申し入れを行いました。昨
年から通算6回目となります。全市民を対象にしたPCR検査を行うこと、高齢者、病
院など集団施設での検査を定期的に行うこと、ワクチン接種に関し日程や副反応など
の情報を早急に市民に知らせること、中小商工業者に対し全業種を対象に規模に応じ
て支援を行うことを求めています。
対応した保健福祉長寿局長は、PCR検査については、感染者が出た場合濃厚接触
者でなくても施設関係者には幅広く行っているが定期的な検査はできないとの考え
を示しました。予算不足と体制の不十分さがその理由ということでしたが、予算措置
という点で自治体に対する国の責任が改めて明らかになりました。
ワクチン接種については、年齢の高い順から進めていく、4月下旬から該当者に通
知をしていくとの回答でした。市内280の開業医に協力を求めること、接種できる施
設は10以上設けることも明らかにされました。市議団は、改めて一人暮らしの高齢
者や介護施設への具体的支援を求めました。局長からは、ワクチン接種のため施設
へ医師の派遣もするとの考え方が示されました。
