6月議会での質問内容と日程(予定)

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※6月定例会会議日程に関して6月24日(月)の議会運営委員会にて決定されます。

代表質問          
  杉本まもる議員   6月26日(水)午後 予定

1.アリーナ建設について
  ①経済波及効果と所得誘発額の根拠を示せ
   市長はアリーナ建設を「投資案件」として、建設費266億円に対して33年間で5248億円の経済波及効果、
   1439億円の所得誘発額があると説明しています。何人規模のコンサートが年間どれくらい開催されるか
   などその具体的な根拠を質します。
  ②理解と共感をどのように判断するのか
   市長は行政運営について「根拠と共感」を大切にしているが、何をもって多くの市民から共感を得ている
   と判断するのか質します。

2.教職員の体制について
  ①教職員の多忙解消は急務
   教職員が多忙な状況は全国的に大きな問題になっており、静岡市も例外ではありません。
   文部科学省の中教審が素案として示した教職調整額の10%以上への引き上げでは多忙解消につながりません。
   市の認識と具体的な対策を質します。
  ②養護教諭などの専門職があってこそ保健室の役割は果たせます
  遠足や修学旅行などで養護教諭が不在の際、代替の看護師等を配置しないケースが多々あり、今後の対応を質します。

3.消防局の体制について
殉職事故が続いている静岡市消防局は消防庁の整備方針にそった隊員体制になっていません。
この問題について、消防局と市の対応を質します。

総括質問   
寺尾 昭議員   6月28日(金)

時間外勤務手当未払いは「組織風土」が原因か
 市職員が時間外勤務を行っていながら手当を払っていなかったことが市長記者会見で明らかになりました。
令和5年度の10か月間で対象者841人、合計31,631時間、未払い額約8700万円というものです。その原因は
時間外勤務申請をせず業務を行うことが慣習となっていた「組織風土」にあったとしています。
1日の労働時間は8時間以内、時間外勤務はあくまで例外的なもの、どうしたらなくせるのか、ただ働きなど
もってのほかという観点から質します。

 ほかに東豊田地域における農業基盤整備事業の内容について説明を求めます。



総括質問      
  市川 正議員   6月28日(金)
 
市民サービス施策について
 住民票や印鑑証明を扱う市民サービスコーナー(以下SC)の廃止と勤労者福祉施設のフィットネス
廃止計画について質問します。市民SCは来年4月に28か所中15か所を廃止すると市長が記者会見で発表
しました。住民の意見を十分聞くこともなく、コンビニでの証明書取得を誘導する中身です。問題は、
マイナンバーカードを持たない人や、コンビニ交付に不安を持つ市民が行政から排除されてしまうことで、
郊外のSC周辺地域は丸ごと行政から排除されることになりかねません。

 勤労者福祉センターのフィットネス廃止には相当多くの反対意見が寄せられています。
行政は寄せられた意見を十分に生かした施策とするよう求めていきます。

 また、待ったなしの気候危機打開に向けた取組についても質します。 



総括質問        
  内田りゅうすけ議員   6月28日(金)午後 予定

1.学校給食について
 学校給食無償化は、関係者の運動等により全国で約3割の自治体まで広がっています。
静岡市としても無償化について国、県への要請を行いつつ、当面一部補助から手を付けるよう求めます。
また、清水区船越地区に計画中の給食センター(1万食)の自校方式への見直しについて求めます。

2.PFASへの対応について
 会社に対し①現状報告と今後の対応②住民説明会の開催③希望者への血液検査の実施を
市の責任で求めるよう質します。
 国の食品安全委員会の評価書案についての市の受け止めを質すとともに、厳しい環境基準設定
にむけ国へ働きかけるよう
 求めます。