2012年8月7日
静岡市長 田辺信宏 様
公営企業管理者 関 清司 様
日本共産党静岡市議団
団 長 山本明久
上下水道庁舎建設にかかる要望書
七間町映画館跡地への上下水道庁舎建設にあたっては、水源が人々の生命を育み、市民の生活を潤していることや上下水道普及により環境改善に貢献していることなど大きな意義があることを市民にアピールでき、子どもたちの教育にも役立てる施設にすることが期待されます。併せて中心市街地の活性化に結びつく「人が集まるまち」の実現を図っていくことが重要です。
日本共産党静岡市議団は、市民団体へのアンケートや意見交換を行い、要望事項をまとめました。庁舎の設計・建設にあたり、積極的に取り入れて頂きたく、下記事項について要望します。
記
1 水源は山岳に由来していることから、登山・ハイキング愛好家の「つどい」「学び」 「発信」の場として、また地域住民等の交流のための設備として、会議室、中・小ホ ール、展示室を設置する。
また、庁舎外壁に全天候型のクライミングフォールを設置する。
2 賑わいをつくるために人を集める施設が必要です。そのために演劇公演や音楽会 などができる中(600~800席)・小ホール(200~300席)を設置する。
3 水の大切さや上下水道の仕組みがわかり、子どもたちの教育に役立つ施設や淡 水生物の展示館(淡水水族館)または自然博物館を設置する。
4 庁舎の管理・運営は直営または文化芸術を発展させる技術・能力をもっているとこ ろに限定する。
5 使用料は極力低額にすべきである。
6 庁舎建設に伴い、職員約200名が清水庁舎から移動すると聞いているが、清水市 街地の活力低下にならないよう、他部局を含めた職員配置について検討が必要で ある。
7 清水庁舎の空きスペースの今後の活用について、災害対策、市民の憩いの場な ど多面的角度からの検討が必要である。