令和5年度静岡市一般会計補正予算 反対討論

◯寺尾 昭
 上程されております議案第1号令和5年度静岡市一般会計補正予算(第8号)について、日本共産党静岡市議団を代表して反対討論を行います。
 この補正予算には、海洋文化施設建設事業の31億2,800万円余の減額、同事業費と海洋文化施設設計・建設モニタリング等支援業務経費の債務負担行為の追加が含まれているわけであります。この部分が反対の部分であります。
 難波市長は、就任以前から、内容に問題があっても前市長が契約した以上、これを破棄するわけにはいかないんだと、継続せざるを得ないという考えを示して、展示内容の見直しを行うと言明してきました。先頃の市長記者会見では、契約の相手方が展示内容をめぐって意見が折り合わないと、1年近く工事着手も遅れるということで、今回の補正予算ということになったと承知しております。
 私たち日本共産党市議団は、この施設については多くの問題点があることをこれまでも指摘してまいりました。入館者を年平均45万4,000人、15年間で681万人としておりますけれども、その根拠に非常に乏しいということがあります。事業費240億円のうち170億円は税金を使って賄うわけですが、運営費70億円を入場料で賄うとしております。不足した場合は、これをまた税金で穴埋めする、いわゆるロスシェアを採用しているということも問題であります。清水のまちの経済活性化に本当に結びつくのか、全国では沖縄や首都圏の一部を除き、ほとんどの同様の施設は採算が取れておりません。現在に至ってもなお、市民の合意が得られているのか、このことについても問題であります。これらの問題は今なお、解決しているとは思えません。
 市長、この施設の建設については一度立ち止まって、振出しに戻し、検討するよい機会ではないでしょうか。
 改めて、強く申し上げまして、反対討論といたします。